カタログ作り

カタログの表紙。

弊社のオリジナルブランド「KANAMO」シリーズの中の花器・オブジェのカタログを作っています。

オーダーメイドのため、大きさは指定してもらってから製作出来ますが、大きさをある程度決めたカタログを作ろうということで、5月初旬から試みています。

印刷は八尾市内の吉本印刷株式会社様にお願いしています。

原稿は、こちらも八尾市内のセレクトショップ、BOXLABEL様の店長の廣島さんの娘さんがウェブデザインを手掛けておられる事を聞いていたので、娘さんに依頼して製作して頂きました。

とても丁寧で、且つ迅速に対応して下さり、とても喜んでいます。

ありがとうございます。

どちらの方も大変親切で丁寧なものづくりをされています。

印刷や、デザインにお困りの方は一度ご相談をされてみてはと思います。

KANAMO(金面)と名付けたネーミング、実は、新製品企画の支援をしていただいている中小企業基盤機構近畿本部におられるチーフアドバイザーのT様より頂いたんです。

商品の名前をどうするか決めかねていた折、水面のうねりのカタチをモチーフにしているんですと説明する中で、「長澤社長、水面(ミナモ)にかけて金面(カナモ)ってどうです？」

と。

その時にビビっと！

聖子ちゃんではありませんが、次の瞬間「それ良いですね！それいただきます！」とその場で決めさせてもらいました。

現在も、相談する毎に沢山のアドバイスやヒントをもらいつつ、支援も継続していただいており、本当にありがたくとても心強いお方です。いつもありがとうございます。

KANAMOは、水面のうねりや、自然界の「ゆらぎ」をモチーフにしていますが、もう一つ、このカタチには秘めた想いがあります。

紆余曲折するカタチに、人と人との繋がりを意識しています。

一瞬で恋に落ち、繋がり合う恋人達。

ふとしたキッカケで意気投合し、繋がりあう友達。

ケンカしてもすぐ仲直り出来る兄弟。

血が繋がっているのに離れてしまった、でも時間を経てまた繋がりあえた親子。

ほんの一部ですら書ききれない、人と人との関係。

個人間同士だけでなく、複数同士での繋がり。

他国同士の関係。

異人種間の問題。

国を超えての人同士の繋がり。

そしていろんな障害があろうとも世間の枠に捉われない、手を取り繋がりあう人々。

繋がる時ってお互いに似たモノ同士だけでしょうか。

全く異なる相手でも繋がることって無限にあると思います。

お互いに譲り合い、認め合い、主張もし誇りに思い、励ましあう。

繋がりあえる事で生まれる調和。

しかし、人の繋がりは予期せぬことの連続でもあって、違うモノ同士だから譲りにくい所や、主張が食い違い、争うことも沢山あって。

でもぶつかって曲がりながらも、前へ進もうとあがく。

完璧じゃ無いから迷い、その場で立ち止まるなんてこともよくあること。

ストレートな関係って殆ど無いんじゃ無いかな。

折れて曲がろうが時間がかかろうが、お互い違っても、繋がり合えることはできるはず。

すると音楽のように楽しげな優しい音色や心地よいリズムが生まれると思います。

そこに創意工夫が有れば尚更。

余りな無茶はダメですけどね。

少し？いいえ、だいぶ長くなりましたが、こんな人との繋がりや想いをカタチにしてみたい。

平和な世の中になってほしい。

すみません。

社会貢献など、全く出来てないモノが、大きなことを沢山書きました。

しかし、夢はでっかく仕事は細かく。

そういう気持ちも込めて、溶接しています。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。