生きていくために必要なもの。
生きる活力。それを補い活力の根幹である心を支えるものとは。
生まれたが故に求める、生理的なものだけではない。
心を満たすもの。
身体に触れて心に触れる。
衣食住+心。こころに伝えるもの。
便利なもの。
役立つもの。
生きていくために必要なもの。
全てが揃うことでより生活は満たされるのだろう。
全てとはなんなのか。そこは疑問が残るが。
しかし心は?
便利に暮らせることが心を豊かにすることもあれば反比例する様にかえって心は貧しくなるのかもしれない。
便利に暮らすことで不便さに苛立ちを覚え、人の心を蔑ろにする場面だってあるのかなと自らを見た時に感じることがある。
考える力は?
よりスマートに暮らせることは、本当の意味での考える力を奪うことになるのかもしれない。
愚直。愚かなほど真っ直ぐに。
素材を形にすることは素材を意のままに操れることなのか。究極の技を知る人はそうなのだろうか。
私は入口さえ見えてないが、想像している。
それはきっと人の驕りでしかないと。
どうやっても抗えないことがある。
そこを理解しつづけるこころ。
人に寄り添うならば、その携わるものにも寄り添わないとダメなんじゃないか。
人もモノも一つところから生まれたにすぎない。
心は、人だけのものじゃないと私は思っている。
モノの心なんて分かることはないかもしれない。
そう、きっとわかることはないだろう。
人の気持ちも。
本質。
人もモノも一つところから生まれた、塊だったとおもう。
微かにでも、モノにも私と同じものが宿っているんだと私は信じる。