NO WAR!
国がちがうから
場所がちがうから
地域が違うから
人種が違うから
宗教がちがうから
職場がちがうから
家族では無いから
友達では無いから
付き合いが無いから
繋がりが無いから
自分とは関わりが無いから
ひとりで生きることはもはや難しい世界
誰も住まない孤島で暮らすのか
毎日生活する為だけの最小限の暮らしでも常に何かを犠牲にし、どこかに影響を与えて生きている
エゴ
自我
欲
生きている限りその呪縛からは逃れることは出来ない
一人一人の主張を尊重して生きる社会
現実はどうなんだろう
命の奪い合い
経済の奪い合い
利益の奪い合い
矛盾が付き纏う公平な社会
世界平和と個人の尊重がイコールにしがたい社会
何かを主張した時、その裏側にいる人を否定することにならないだろうか
そして誰かを蔑ろにしてしまった後、家族には無上の愛を施す
繋がりのある人と道ですれ違った人
2人を同じ重さで愛せる人は神のみでは無いか
その神ですら幾通りも姿を変えてそれぞれの世界をつくる
世界が近くなるほどに平和な世界から遠ざかってしまうのか
平和な世界への答え探し
正解は一つでは無い
出る答えは何10億通りもある
平和な世界
それは一人一人が作り出す幻想の中にしか無いのか
計算で整える経済の在り方はそこへ辿り着けるのか
そこに本当に平和で豊かな未来はあるのか
平和ボケしきった己の心と
身近な他愛のないニュース
家族を一瞬で奪われる
自然現象によるものであってもやり場のない哀しみと怒りと憤りで目の前の世界が溶けていく
それがこの世に生きる誰かによって奪われたなら
その誰かは奪った両の手で誰かを慈しみ抱きしめているのか
そんな事を受け入れ余生をどう生きるのか
平和の為に赦す?
今日も沢山の経済活動の中、賑わいを見せる世界
生きることは
見えるものだけを見ればいいのか
見ないふりをするのが狂わない為の手段だろうか
そんなものが平和なんだろうか
何もしなければ生きては行けない
でも何かをはじめた刹那、きっと誰かを傷付ける
小さな暮らし
何の影響力も無い人生だろうが考えながら生きること
考えることが少しでも平和につながるキッカケになるなら
考えながら生きていく
NO WAR!